25坪の平屋で4LDK。夫婦二人の「好き」を詰め込んだ、家事ラクな住まい

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こんにちは、広報の中野です。
最近は、
「断熱等級6」
という言葉を聞く機会が増えました。
断熱性能が高いなら、
「冬でも暖かい家になる!」
と思いますよね。
でも実は、
断熱等級6だからと言って、
必ず暖かい家になるわけではありません。
大切なのは、
断熱だけではなく、
気密・換気・日射・窓・施工精度まで
セットで考えること。
今回は、
断熱性能6なのに寒く感じる原因と、
後悔しないための寒さ対策について解説します。

断熱等級とは、
住宅の断熱性能を示す基準です。
断熱等級6は、
2022年に新設された、
高い断熱性能を求める住宅の基準のひとつ。
地域ごとに、
求められるUA値が定められています。
例えば、
兵庫県の多くが該当する6地域では、
断熱等級6のUA値基準は0.46W/㎡K以下です。
UA値は、
数字が小さいほど、
住宅から熱が逃げにくいことを表します。
ただし、
ここで注意したことがあります⚠
UA値は、あくまで設計上の断熱性能を示す数値。
UA値だけを見て、
「この家は絶対に暖かい」
とは判断できません。

意外と見落とされるのが、
換気の給気口の位置です。
例えば第三種換気では、
冬の空気を給気口から、
直接室内へ取り込みます。
冬なら当然、
入ってくるのは冷たい外気です。
その給気口が、
こうした位置にあると、
室温自体はそれほど低くなくても、
冷たい空気が直接体に当たり、
「なんか寒い…」
と感じることがあります。
大切なのは、
換気設備だけで決めるのではなく、
人がどこで過ごすかまで考えて給気口を配置すること。
ソファやベッド、
ダイニングなどの家具配置まで考えながら、
空気の流れを計画します。

高断熱住宅では、
冬の太陽の熱も大切な暖房です。
例えば、
南側に大きな窓をつけたとしても、
必ず暖かくなるとは限りません。
こうした条件が重なると、
せっかく冬の日差しを、
十分に取り込めないことがあります。
夏は遮って、冬は取り込む
ここで重要になるのが、
パッシブ設計です。
夏の強い日差しは遮る。
冬の低い日差しは室内へ取り込む。
そのためには、
ここまで考えて、
一邸ごとに設計する必要があります。
単純に、
「南側に大きな窓=暖かい家」
ではないんです。

断熱と一緒に、
必ず考えてほしいのが
気密性能です。
いくら高性能な断熱材を使っても、
住宅に隙間が多ければ、
そこから外気が入り、
暖めた空気も逃げてしまいます。
そこで確認したいのが、
**C値(相当隙間面積)**です。
C値は、
住宅にどれくらい隙間があるのかを示す数値。
UA値だけではなく、
実際の建物で気密測定を行っているか
も確認してみてください。
そして、
かなり重要なのが、
現場での施工精度です。
図面上のUA値がどれだけ良くても、
実際の施工に断熱欠損や隙間があれば、
想定した性能を十分に発揮できません。
例えば、
こうした細かな部分で、
断熱材や気密層が途切れていないか。
一つひとつは、
小さな部分かもしれません。
でも住宅全体で考えると、
こうした細部の積み重ねが住み心地につながります。
だからこそ、
設計上の性能だけではなく、
現場でその性能を実現できているかが重要です。


住宅の中でも、
窓は熱の出入りが大きい部分です。
せっかく壁や天井の断熱性能を高めても、
窓の性能が低ければ、
窓際で冷たさを感じることがあります。
確認したいのは、
ガラスの枚数だけではありません。
すべてを考えることが重要です。
ここまでを見ると、
暖かい家をつくるために、
断熱等級だけを見てはいけない理由が分かります。
大切なのは、
断熱 × 気密 × 換気 × 日射 × 窓 × 施工精度
このすべてが、
きちんとつながっていることです。
一つだけ性能を高めても、
どこかに弱点があれば、
実際の暮らしでは寒さを感じる可能性があります。
はだしの家では、
断熱性能を計算するだけで終わらせず、
一棟一棟、気密測定を実施しています。
図面上ではなく、
実際に完成していく建物が、
きちんと性能を発揮できる状態なのか。
C値を測定し、
確認することを大切にしています。
さらに、
窓の配置や日射、
換気計画まで含めて、
家全体で快適性を考えます。

住宅会社を比較するときは、
「断熱等級6ですか?」
だけではなく、
次のポイントまで聞いてみてください。
ここまで確認すると、
住宅会社による違いも、
かなり見えてくると思います。
必ずしも暖房が不要になるわけではありません。
断熱等級6は熱を逃がしにくくする性能であり、
暖房そのものではありません。
日射取得や気密性能、
空調計画なども重要です。
UA値は、
住宅からどれくらい熱が逃げるかを示す指標。
C値は、
住宅にどれくらい隙間があるかを示す指標です。
暖かい家を考えるなら、
両方を確認することが大切です。
南向きでも、
庇や周囲の建物、
窓の種類などによって、
日射を十分に取り込めない場合があります。
方角だけではなく、
敷地条件まで含めた設計が必要です。
断熱等級6は、
快適な家をつくるうえで、
とても大切な性能です。
ただし、
断熱等級が高い=必ず暖かい家
ではありません。
こうした部分まで、
すべてつながって、
初めて快適な住まいになります。
数字だけを見るのではなく、
「その性能を実際の暮らしでどう活かす設計になっているのか」
ここまで確認することが、
後悔しない家づくりにつながります。
では、今日はこのあたりで!