GWの過ごし方

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― GW最終日、今年も出雲大社へ ―
高谷です。
毎年の恒例となっている、GW最終日の出雲参り。
今年も変わらず、島根の地へ足を運びました。
境内に入ると、すでに多くの人、人、人。
GW最終日ということもあり、
参拝までの流れは決してスムーズとは言えませんが、
それでも誰一人として「急いでいる」空気はない。
むしろ、
ゆっくりと、丁寧に、この場所に向き合っている。
出雲大社は、
ただの観光地ではなく「ご縁の神様」として知られる場所。
だからこそ、この人の流れすら、
どこか意味のある時間に感じます。
建築屋として、どうしても目がいくのはディテール。
・反り上がる屋根
・千木と鰹木の力強さ
・無駄を削ぎ落とした木組み
いわゆる「大社造り」という様式ですが、
装飾ではなく、構造そのものが美しい。
これは住宅にも通じる考え方です。
“見せるためのデザイン”ではなく
“必然から生まれる美しさ”
この思想に、毎年背筋を正されます。
圧倒されるのは、建物だけではありません。
境内の巨木や松林、
そしてあの大しめ縄。
人がつくったものと、
自然が育てたものが、
同じスケールで存在している。
このバランスが、出雲の魅力です。
「建築は自然に勝ってはいけない」
そんな当たり前のことを、
ここでは改めて実感します。
境内には、触れることで願いを込める場所も。
静かに手を当てて、
少しだけ目を閉じる。
何か特別なことを願うというより、
「整える」という感覚に近い。
毎年ここに来る理由は、
きっとそれだと思います。
参拝のあとは、出雲名物。
出雲は「ぜんざい発祥の地」とも言われています。
そしてやっぱり外せないのが出雲そば。
シンプルだけど、芯がある。
これもまた、この土地らしさ。
同じ場所に、毎年足を運ぶ。
それは変化がないようで、
実は「自分の変化」に気づく時間でもあります。
建築も、仕事も、人生も。
少しずつ積み重ねながら、
また来年、ここに来る。
そのとき、
今より少しでも成長していられるように。
また一年、頑張ろうと思います。
