大阪にある沖縄

Blog


GW、今年も淡路の伊弉諾神宮へ。
毎年恒例ですが、やっぱりここは別格です。
渋滞が多い時期なので、
今年も朝一で出て昼には帰るルート。これが一番いい。笑
境内に入ると、まず正面に構える本殿。
空は少し曇り。
でもその曇り空が、屋根の重みと輪郭をより強く際立たせていました。
派手さではなく、“存在そのものの重さ”で魅せる建築。
ここは、日本最古の神社とされる場所。
『古事記』『日本書紀』にも記される、国生みの神である
伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀る神宮です。
さらに深いのが、この場所の意味。
国を創った神が、最後に余生を過ごした場所。
その住まい跡に神社が建てられている。
つまりここは、
「始まり」と「終わり」が同時に存在する場所。
この感覚、すごく建築に通じるものがあります。
本殿へ向かうまでのアプローチも印象的でした。
視線が自然と奥へ抜ける配置。
無理なく前へ進みたくなる距離感。
これって住宅でも同じで、
「いい家」は無意識に動きたくなる。
設計って、結局ここなんですよね。
本殿のあとに向かうのが、あの大楠。
写真の通り、圧倒的なスケール。
これは「夫婦大楠」と呼ばれる御神木で、
2本の木が一体になった樹齢約900年の木です。
夫婦円満や縁結びの象徴。
ただそれ以上に感じるのは、
“時間の積層”そのもの。
建築でここまでの説得力を出すには、
素材でもディテールでもなく、やっぱり“時間”なんだと思う。