春を満喫🌸

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この家をつくりはじめたとき、
単に「モデルハウスをつくる」という感覚ではありませんでした。
“家が風景をつくる”のではなく、
“風景とともに暮らしが育つ家”。
それを、かたちにしたいと思ったのが
この「創景の家」でした。
光の入り方。
視線の抜け方。
床の高さの変化が生む、居場所のグラデーション。
ひとつひとつは小さな設計の積み重ねですが、
そこに人が入ったとき、
はじめて“空気”になる。
この家は、そういう住まいです。
モデルハウスではなく「誰かの家」へ
これまで多くの方に見ていただき、
たくさんの言葉をいただいたこの家が、
今日、
“誰かの家”になりました。
モデルハウスは、完成形のようでいて、
本当は未完成です。
なぜなら、そこに暮らしがないから。
これからは、
この床の上で過ごす時間が積み重なり、
光の入り方さえも、意味を持ちはじめる。
椅子の位置も、
音の響きも、
すべてがそのご家族のものになっていく。
正直に言えば、
少し寂しさもあります。
何度もこの空間に立ち、
何度も考え、
何度も「これでいい」と言い聞かせてきた場所だから。
でも、それ以上に嬉しいのは、
この家がちゃんと“選ばれた”ということ。
設計した家が、
誰かの人生の舞台になる。
それ以上に意味のあることは、
この仕事にはないと思っています。
これからこの家で、
どんな朝を迎えて、
どんな夜を過ごしていくのか。
きっと、私たちが想像していた以上の
豊かな時間が流れていくはずです。
創景の家。
ここからが、本当のはじまりです。
この住まいを選んでいただき、
本当にありがとうございました。
