ミニマリスト風の部屋にするには?必要なモノの基準と断捨離のコツ

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現場でこの景色を見ると、
「あ、やっぱり軒っていいな」と素直に思います。
今日は、
“深い軒が美しい家”の建築現場から。
軒は、ただの屋根の出ではありません。
夏の強い日差しを遮り、
冬の低い光をやわらかく迎え入れる。
雨から外壁を守り、
家の耐久性を高める。
そして何より、
光と影のコントラストをつくる装置です。
現場で見るとよく分かります。
深い軒がつくる影が、
外観に奥行きと品を与えてくれる。
この「影」があるかないかで、
家の佇まいはまったく変わります。
最近は軒ゼロ住宅も増えました。
コストやデザインの流行もあります。
でも、
私たちはあえて軒を出します。
なぜか。
100年住み継ぐ家をつくりたいから。
外壁を守ること。
窓まわりの劣化を防ぐこと。
そして、時間とともに味わいを増すこと。
軒は、性能と美しさの両方を叶える
日本の知恵です。
この家は、深い軒下に
ゆるやかな半屋外空間が生まれます。
ここにベンチを置くのもいい。
子どもが座ってアイスを食べてもいい。
雨の日に少し立ち止まって空を見るのもいい。
“中でも外でもない場所”
この曖昧さが、暮らしを豊かにします。
まだ工事中ですが、
すでに佇まいが整いはじめています。
軒がつくる影。
無垢の素材。
これから入る外構。
すべてが揃ったとき、
きっと静かに、美しく、
風景の一部になる家になるでしょう。
家は、箱ではなく風景。
完成が、本当に楽しみです。
高谷