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R壁

現場から。

こんにちは、高谷です。

今日は現場確認へ。
まだ仕上げ前の、いわば“骨格の美しさ”が一番よく見えるタイミングです。

そして今回の主役は――

このR壁。

正直、写真では伝わりきらないかもしれません。
でも、空間に立つとわかります。

「あ、空気がやわらかい。」

直線の中に、ひとつの曲線。

この空間は、
天井も壁も水平・垂直がしっかり効いています。

低めに抑えた天井。
奥へと伸びる視線。
段差で生まれる立体感。

その中に、ぽん、と現れるR。

ただのアーチではありません。

角を落としただけでもありません。

“空間を包むための曲線” です。

R壁がつくる「心理的な安心感」

人は直線だけの空間にいると、
無意識に緊張します。

でも、曲線が入るとどうなるか。

・やわらぐ
・視線が止まる
・そこに居たくなる

今回のR壁は、
単なるデザインではなく、

「ここはこもっていい場所ですよ」

というメッセージになっています。

小さな地窓とのバランスも最高です。
低い位置から差し込む光が、Rの陰影をより美しく見せる。

仕上がったら、絶対にいい。

職人さん、ほんとにすごい。

この曲線、簡単じゃありません。

下地の精度。
ボードの貼り方。
Rの出し方。

ほんの少し狂うだけで
“違和感のあるR”になります。

でも今回の仕上がりは本当にきれい。

図面以上です。

こういう瞬間に立ち会えるのが、
この仕事の醍醐味ですね。

まだ未完成。でも、もう美しい。

床も未施工。
壁もこれから。
照明も仮設。

でも、もうわかる。

この家は、
完成したらもっと凄い。

直線の美しさと、
Rのやさしさ。

機能も性能も大事ですが、
最後に人の心を動かすのは、やっぱり“空気”。

このR壁は、その空気をつくっています。

完成が楽しみです。

また進捗、アップします。

高谷でした。