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圧巻の構造美。

今回の計画は、
大スパンで、柱を極力なくした開放的な構造。
そこで採用しているのが SE構法 です。

なぜ車庫にSE構法?

普通の在来工法では、
クルマを数台並べられるほどの幅を “柱なし” で確保するのは難しい。
安全・強度・耐久を考えると、
木造での大空間は設計の自由度が限られます。

しかしSE構法は、
鉄骨に匹敵する強度を、木で実現する構造技術。
“倒壊ゼロ”の実績に裏付けされた安心感があります。

だから今回の車庫は、
木造で、ダイナミックな大空間。
しかも、長期的に安全な設計ができるのです。

上棟して、改めて感じたこと

写真の通り、
何も仕上がっていない“骨組みだけ”の状態が、最高に美しい。

材の太さ、接合部の納まり、梁の通り…。
木の構造そのものがデザインとして成立している。

仕上げ材がなくても、
構造だけで感動できる建築がある。
それがSE構法の魅力だと、改めて思いました。

**完成した時より、

今が一番好きかもしれない**

家づくりをしているといつも感じますが、
この「骨組みだけの瞬間」は一期一会です。

どんな建物も完成すると、
構造が仕上げ材に隠れてしまいます。

だからこそ、
今しか見られない“構造の姿”をしっかり味わいたい。
大工として歩んできた自分にとって、
この景色は特別です。

木でつくる、強くて美しい車庫へ

完成すれば、
ただの車庫ではなく、
**趣味や日常を楽しむ“場所”**になります。

車を愛する方へ。
木と強さと美しさを兼ね備えた、
日本にしかない車庫を届けたい。

引き続き、進捗をお届けしていきます!

高谷