社員旅行in城崎

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水曜日、はだしの家のみんなで日帰りの小さな旅行へ行ってきました。
目的はただ一つ……「カニ」。
そしてもう一つ、最近話題の映画 『国宝』 のロケ地になった出石永楽館を訪れること。
バタバタした毎日だからこそ、
こういう“ちょっとした文化と食” を味わう時間が、いいリセットになります。


※永楽館の客席と舞台の写真
日本最古の芝居小屋と言われる永楽館。
入った瞬間、木の香りと湿り気、照明のあたたかな影……
建築って、使われ続けてこそ文化になるんだなと、そんな空気を感じました。
天井の広告看板や、畳の席。
座布団が並ぶ客席は、とても「暮らし」に近い劇場。
映画とは違って、舞台は日常の延長にある。
家もきっと同じ。
使われ続けて、家族の時間が積もっていくほど、価値が深くなる。
そんなことを思いながら歩きました。

※蟹料理、食事の写真
席に着くと、黙ってしまうほどの迫力。
「撮らなあかん」「早よ食べたい」
この二つの気持ちが、心の中で大げんかしました。
結局、撮りました。食べました。無言で。
身がぎっしり、甘い。
かに味噌までしっかり堪能。
普段は硬派な大工も、黙って笑う。
こんな瞬間を見るのが、じつは一番嬉しいです。

※『国宝』のポスター前での写真
最後に映画『国宝』のポスターを眺めながら、
芝居って、人が生きる姿そのものだと思ったりしました。
家づくりも、人の人生に寄り添い、未来に渡すもの。
だからこそ、ただ建てるのではなく、
記憶や想いまでいっしょにつくっていきたい。
そんなことを、みんなでカニを食べて思いました。
社員旅行というより、「心の洗濯」みたいな時間。
次はどこに行けるだろうか。
その日まで、また良い家をつくり続けます。
カニを前にすると、みんなしゃべらなくなる。
これも“はだしの家あるある” に認定したい。