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― 今の暮らし、そしてこれからの暮らしに寄り添う家 ―
こんにちは、シバちゃんです。
今日は、**お二人世代(夫婦二人暮らし・子育てひと段落した世代)**に向けた
「本当にちょうどいい家の考え方」についてお話します。
若い頃とは違って、
・無理をしない快適さ
・必要以上に広さを求めない暮らし
・掃除・移動の負担が少ない間取り
・将来までずっと暮らせる設計
こうした“現実的で、でも心地いい家”が求められるタイミングです。


お二人暮らしでは、
広さより 動きやすさ の方が圧倒的に大事です。
・使わない部屋は掃除の負担が増える
・広すぎるLDKは冷暖房効率が悪くなる
・収納は“量”より“配置”が大切
“家の広さ”ではなく、
どれだけムダなく使えるか で暮らしの満足度は決まります。


・洗う → 干す → しまう
・料理 → 配膳 → 食後の片付け
この両方が短いと、
家事のストレスは驚くほど減ります。
お二人世代に人気なのは、
ランドリーとファミリークローゼットを近づける間取り。
「移動が少ない=無理がない」
が、長く暮らせる家の基本です。
実は、お二人世代で一番大切なのはここ。
・廊下が寒い
・トイレが冷える
・寝室だけ暑い
こうした温度差は、
体の負担にも、光熱費にも直結します。
性能が整った家は、
少ないエアコンでも家中が快適。
“温度差のない暮らし”は、
年齢を重ねるほど価値を感じるポイントです。
夫婦ふたりの暮らしで増えるのが、
「座って過ごす時間」。
だからこそ、
・窓際のカウンター
・庭を眺める低い窓
・お気に入りの椅子を置くスペース
こんな“小さな居場所”があると、
毎日の心地よさがぐっと上がります。
収納は量を増やすよりも、
使う場所のすぐそばに配置することが一番大切。
たとえば…
“しまう”を難しくしない家は、
“片付けが続く家”。
お二人世代の家づくりで大事なのは、
過去や子育て時代ではなく、
これからの10年・20年をどう暮らしたいか。
この価値観こそ、家づくりの中心にすべき部分です。
お二人世代にとっての“いい家”は、
豪華さでも広さでもなく、
「無理なく快適に暮らせる家」。
これらが揃うと、
毎日の暮らしが自然と軽く、豊かになります。