インテリアスタイルを統一するには?

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― 機械に頼らず“心地よく”暮らす方法 ―
こんにちは、シバちゃんです。
「夏は暑いし、冬は寒いし…
どうしてこんなにエアコンに頼らないといけないの?」
家づくりを考えると、誰もが一度思うはず。
実は、建物側の性能と設計で“エアコンがほとんどいらない暮らし”は可能なんです。
家の“保温力”。
外気の影響をどれだけ受けにくくできるかで決まります。
断熱性能が高い家は、
一度温まると冷めにくい。
一度冷やすと、温まりにくい。
つまり、室内の温度が安定します。
室内の“すきま”の数値。
気密が低いと、
エアコンで冷やしても、温めても、
どんどん外に逃げてしまいます。
気密が高いと、
“魔法瓶”のように温度が保たれて、
小さなエアコンでも十分。
夏の熱気の8割は「窓から」入ってきます。
✅ 窓の位置
✅ 大きさ
✅ LOW-Eガラス
✅ 外付けスクリーン
✅ 軒や庇
これを設計でコントロールすると、
“そもそも暑くなりにくい”。
逆に冬は、日射を取り込める窓配置に。
光と熱をデザインする。
これが本当の意味でのエコです。
最近増えてきたのがこの考え方。
普段はたった1〜2台のエアコンで
家全体の温度を安定させる手法。
局所的に冷やす/温めるより
“家全体の温度差が出ない”のが快適さの鍵です。
気流設計も大切。
“熱が溜まらない形”は、とてもラク。
湿度が高いと、
何度でも「暑い」。
湿度が低いと、
何度でも「あたたかい」。
調湿性能を持つ素材(セルロースファイバーや無垢材など)は、
“体感温度”が変わります。
エアコンがいらない家とは、
そんな暮らし。
エアコンを強く回して“戦う”暮らしより、
家そのものが“守ってくれる”暮らしへ。
「家の性能って、目に見えない。」
けれど、毎日の快適さや健康につながる部分。
おしゃれは見える。
性能は感じる。
はだしの家が性能にこだわる理由は、
“機械に頼らず、自然に寄り添う暮らし”を叶えるため。
家が味方になれば、
エアコンの数も、電気代も、ストレスも減ります。
🌿
「エアコンがいらない暮らし」は派手じゃないけれど、
静かに、豊か。
そんな暮らし方を提案していきたいです。