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性能って、そんなに大事?

― デザインの前に考えたい「見えない部分」の話 ―

こんにちは、シバちゃんです。

SNSや雑誌を見ていても、
「おしゃれな家」「デザインが素敵な家」がたくさん出てきますよね。
でもその裏で、実はすごく大事なのが“性能”なんです。

■ 性能って何のこと?

ひとことで言うと、
**「どれだけ快適で、安全に暮らせるか」**を数値化したもの。

具体的には…

  • 耐震性能(地震に強いか)
  • 断熱性能(夏涼しく・冬あたたかいか)
  • 気密性能(すきま風や熱ロスが少ないか)
    この3つが、家の「基礎体力」です。

■ 見えないけど、暮らしの“質”を決める

家の性能は、壁の中や構造に関わる部分。
完成すると目に見えないけれど、
その差は、住んでからの快適さと安心感に直結します。

「デザインが良くても、冬が寒い家」は、
やっぱりちょっと寂しい。

性能がしっかりしている家は、
“何も感じないくらい快適”なんです。
それが、本当の意味での“上質な暮らし”だと思います。

■ 地震に強い家は「安心して暮らせる家」

最近の地震のニュースを見ると、
やっぱり耐震性能の重要性を実感します。

はだしの家では「耐震等級3(最高ランク)」を標準にしていて、
建物全体を**構造計算(SE構法)**で設計しています。
万が一のときも、「家族を守る家」であること。
それが“デザインより先に考えるべき性能”です。

■ 性能があるから、デザインが活きる

ここが実は一番伝えたいところ。
性能がしっかりしているからこそ、
大きな窓も吹き抜けも、安心してつくれるんです。

つまり、性能はデザインの土台。
見た目の美しさを支える“裏方”の存在です。

■ まとめ

「性能よりデザインで選びたい」
そう思う気持ち、すごくわかります。

でも、“性能が整っている家”は、
暮らすほどに「心地よさ」を感じる家。
見えないところにこそ、
本当の価値があるんです。