背面キッチンって、実はすごく大事なんです

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― デザインの前に考えたい「見えない部分」の話 ―
こんにちは、シバちゃんです。
SNSや雑誌を見ていても、
「おしゃれな家」「デザインが素敵な家」がたくさん出てきますよね。
でもその裏で、実はすごく大事なのが“性能”なんです。
ひとことで言うと、
**「どれだけ快適で、安全に暮らせるか」**を数値化したもの。
具体的には…
家の性能は、壁の中や構造に関わる部分。
完成すると目に見えないけれど、
その差は、住んでからの快適さと安心感に直結します。
「デザインが良くても、冬が寒い家」は、
やっぱりちょっと寂しい。
性能がしっかりしている家は、
“何も感じないくらい快適”なんです。
それが、本当の意味での“上質な暮らし”だと思います。
最近の地震のニュースを見ると、
やっぱり耐震性能の重要性を実感します。
はだしの家では「耐震等級3(最高ランク)」を標準にしていて、
建物全体を**構造計算(SE構法)**で設計しています。
万が一のときも、「家族を守る家」であること。
それが“デザインより先に考えるべき性能”です。
ここが実は一番伝えたいところ。
性能がしっかりしているからこそ、
大きな窓も吹き抜けも、安心してつくれるんです。
つまり、性能はデザインの土台。
見た目の美しさを支える“裏方”の存在です。
「性能よりデザインで選びたい」
そう思う気持ち、すごくわかります。
でも、“性能が整っている家”は、
暮らすほどに「心地よさ」を感じる家。
見えないところにこそ、
本当の価値があるんです。