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家づくりのお金の使い方

― どこにかけて、どこを抑える?

こんにちは、シバちゃんです。
家づくりで一番気になるのは「お金をどう配分するか」。
限られた予算の中で、全部に最高を求めるのは難しいものです。
だからこそ、メリハリをつけることが大切なんです。

1. 「構造」と「断熱・気密」は優先度を高く

地震や台風から家族を守るのは構造。
快適さと光熱費を左右するのは断熱と気密。
これらは後から変えにくい部分なので、最初からしっかり投資しておくのが安心です。

2. 内装や設備は“暮らしに直結する部分”を厳選

キッチン・お風呂・トイレなどは毎日使う場所。
「掃除のしやすさ」「動線の良さ」にお金をかけると、日々の満足度が大きく違ってきます。
逆に、ショールームで見た最新機能が必ずしも必要とは限りません。

3. 家具・外構は後から調整もできる

ダイニングテーブルやソファは、暮らしながらアップデートしていけます。
外構も最低限で始めて、少しずつ手を加えていくのもひとつの方法。
“暮らしの成長”に合わせて投資できる部分です。

4. 「見える部分」ばかりに惑わされない

壁紙やドアのデザインは気になるものですが、予算を大きく動かす部分ではありません。
「ここはこだわりたい」という1~2か所に絞ると、全体が引き締まって見えます。

5. 少し不便=おしゃれ、という考え方も

家は便利さだけでつくると、生活感が前面に出てしまうことがあります。
たとえばオープン収納や土間スペースは、手間がかかる反面、空間に雰囲気を与えてくれる。
おしゃれさと利便性は同じではない
少しの“不便さ”が暮らしを豊かに見せることもあるのです。

まとめ

  • 変えにくい部分(構造・断熱)にはしっかり投資
  • 日々使う場所(設備)にはメリハリを
  • 家具や外構は後からでも調整可能
  • デザインは“こだわる部分”を絞る
  • 便利さ一辺倒でなく“余白”を楽しむ

家づくりのお金の使い方は、暮らし方の優先順位をつけること
そこがはっきりすれば、迷いも減り、本当に満足できる家になります。