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休暇

こんにちは高谷です。
私はヒルトンアメックスカードの会員なのですが、
カード会員特典でヒルトンホテルどこでも1泊可能になるので
向かったのは ウォルドーフ・アストリア大阪
大阪の街並みの中で、ここだけ時の流れがゆっくりになるような、そんな場所でした。

■ 静けさに包まれるロビー

到着してまず驚いたのは、ホテルの“音”。
人が多いはずなのに、不思議と雑音がない。
木の香りと柔らかい照明に包まれたロビーは、
どこか“整えられた現場”に通じるものがあって、
「丁寧に積み上げた空間って、やっぱり伝わるんやな」と思いました。

■ 部屋に入ってすぐわかる「質」の違い

案内された部屋の扉を開けた瞬間、呼吸がひとつ深くなる。
造作の仕上がり、照明の角度、床材の触感。
細かいところまで“手で作った温度”が残っていて、
気づいたら職業病でひたすら施工の美しさを見ていました。笑

特に、バスルームの石の納まりと、窓際のカウンターの質感。
「これは家づくりにも活かせる」と、
旅先でもしっかり仕事モードになってしまうところが、
自分らしいなと苦笑い。

■ 夜は街の光を眺めながら

夜は、窓の外の大阪の夜景が静かに光っていて、
そのままソファでぼーっと過ごす時間が心地よかった。
旅は“何をするか”より、“何もしない時間”がいちばん豊かになる。
ホテルはそれを教えてくれます。

■ 朝食でわかる、ホテルの本気

朝食も圧巻。
素材の香り、皿の温度管理、提供スピード。
全部が揃っている。
仕事でも「料理は段取りや」とよく言うけど、
どんな世界も、やっぱり基本は同じやなと実感しました。

■ 学びが多い旅だった

ホテルって、建物の質・サービス・人の立ち振る舞い、
全部が“空間の価値”として現れる。
建築って目に見える形だけじゃなくて、
“居心地をつくる総合芸術”なんだと再確認した旅でした。

次につくる家にも、
このホテルで感じた「余白」と「静けさ」を、
ちゃんと落とし込んでいきたいと思います。