キッチンの背面収納、どう選ぶ?

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― 好きと心地よさの、ちょうどいいバランス
こんにちは、シバちゃんです。
今日は「インテリア選び」について。
家づくりが進んでくると、「家具どうしよう」「カーテンの色、迷うなぁ…」という声がよく出てきます。
でも、インテリアって“センスがある人だけの話”ちゃうんです。
ちょっとしたコツを押さえるだけで、空間のまとまりや心地よさがぐっと変わりますよ。
家具を選ぶ前にやってほしいのは、“好き”の整理。
PinterestやInstagramで気になる写真を集めたり、雑誌を切り抜いたり。
すると、「木の質感が好き」「白×グレーが落ち着く」など、共通点が見えてきます。
そこから、「自分にとって心地いい空間」の軸が見つかります。
空間の色使いに迷ったら、ベース・メイン・アクセントの3色で構成するのがおすすめです。
こうすることで、ごちゃごちゃせずに落ち着いた印象になります。
家そのものの素材感と、インテリアはつながっています。
たとえば――
床がオーク材なら、家具もナチュラル系の木でそろえると自然に馴染む。
逆に、床がグレーなら、アイアンやモルタル調の家具がマッチします。
**「空間の素材に寄り添う」**と、家具が“置いてある感”じゃなく“溶け込む感”が出てきます。
家具も雑貨も、置きすぎると疲れる空間に。
大事なのは、「飾らない場所をあえて残す」こと。
お気に入りの家具や小物が引き立ち、暮らしにも**“心のゆとり”**が生まれます。
家具選びでよくある失敗が、「大きすぎた/小さすぎた」。
図面で見てても、実際の圧迫感や通路の幅はイメージしづらいもの。
そこでおすすめは、新聞紙やマスキングテープで床にサイズを貼ってみること。
「ここにソファ置いたらどんな感じ?」が、ぐっとリアルに見えてきます。
インテリアに「絶対の正解」はありません。
けれど、「自分たちらしい」選び方はきっとあるはずです。
その積み重ねが、心がほっとする、いい空間をつくってくれます。