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収納は、“増やす”より“収め方”

こんにちは、シバちゃんです。
今回は家づくりの中でも、多くの方が悩む「収納」についてのお話です。

お客さまとお話していて、よく聞くのが
「とにかく収納をたくさんほしいんです」っていう声。
もちろん、物が片付くって大事なことです。
でも、実は収納って“量”よりも“質”のほうが大切やったりします。

収納が多い=片付く、ではない?

収納をとにかく増やしたのに、暮らしてみたら
「あれ?なんかごちゃごちゃする…」
「モノが行方不明になる…」
なんてこと、実はようあるんです。

それは、“しまいやすさ”や“動線”が考えられていないから。
どこに、何を、どう収めるか。
暮らしの流れに沿った収納があると、自然とモノが片付き、
リビングや玄関まわりもすっきり保てます。

たとえば、こんな工夫。

✔ 帰ってきたらすぐカバンを置ける「ただいま収納」
✔ 朝の支度がスムーズになる「ファミリークローゼット」
✔ 買い置きをざっくり収められる「パントリー」

どれも、「ここにあったら助かるなぁ」という“気持ちに寄り添う設計”。
収納の“場所”と“動線”がつながるだけで、暮らしはぐっと快適になります。

「使いやすいか?」が、いちばん大事。

収納は、作ったら終わりじゃありません。
むしろ、「どう使うか?」までイメージしてこそ意味がある。
たとえば…

  • 奥行きが深すぎて使いにくい
  • 扉を開けたら中がごちゃごちゃ
  • 何をどこに入れたか忘れてしまう

そんな残念な収納にならないよう、“収め方”まで想像することが大切なんです。

まとめ:量よりも、質と場所。

収納を増やすのは簡単。でも、「どこに」「どう使うか」まで考えるのは、ちょっと難しい。
だからこそ、家づくりのプロとして、わたしは“収め方”を一緒に考えることを大切にしています。

すっきりした家って、暮らす人の気持ちまで整えてくれる。
そんなふうに思います。