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出石そばを楽しんだ後に訪れた、自然の神秘・玄武洞公園
こんにちは、永岡です!
出石そばを堪能した後、少し足を伸ばして赤石の玄武洞公園へ行ってきました。「玄武洞公園」は「石と時間」が織りなす自然の神秘に触れることができる、まさに別世界のような場所です。
まず見えてくるのが「玄武洞(げんぶどう)」です。かつて採石場として人工的に作られた洞穴と掘り残された柱との対比が圧巻でした。1807年(文化4年)、この地を訪れた江戸時代後期の儒学者・柴野栗山は、この洞の岩石が作り出す節理の形や断面の模様などから、中国の妖獣「玄武(げんぶ)」を連想し、「玄武洞」と命名しました。大正14年の北但大震災で大きく崩れましたが、崩れた玄武岩は、地元赤石集落の家の石垣や城崎温泉街を流れる大谿川(おおたにがわ)の護岸などに使われています。
少し歩くと見えてくるのが、玄武洞公園の中でも特に美しい柱状節理を見せてくれる青龍洞です。岩石に見られる規則正しい割れ目を節理と言い、それが柱のようになったものが柱状節理です。このような柱状節理は、熱い溶岩が冷えていく過程で収縮してできたもので、溶岩の表面から中心部に向かって伸びていきます。
他にも、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞があります。私は、青龍洞が一番のお気に入りです。
皆さんも、「石と時間」が織りなす自然の神秘に触れに訪れてみてください!