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神子畑選鉱場跡と歴史を巡る旅
こんにちは、永岡です!
先日、明延鉱山で一円電車を見た後、どうやって鉱石が生成されているのか興味がわき、神子畑選鉱場跡に足を運びました。
神子畑選鉱場は、平安時代に開山されたと伝えられる歴史ある鉱山です。 特に明治10年代から30年にかけて繁栄しましたが、明治40年以降、鉱脈の縮小とともにその役割を変えていきました。その後は明延鉱山などで採掘された鉱石の選鉱場として機能するようになります。
昭和15年には大規模な拡張工事が行われ、「東洋一」と称されるほどの施設がさらなる成長を遂げている。
しかし、昭和62年には明延鉱山の閉山とともにその役割を終えました。現在では、選鉱場の遺構が保存され、かつての栄華を今に伝える重要な産業遺産として、多くの人々に鉱山としての役割を終えてなお、神子畑選鉱場はその限りない歴史と美しい遺跡の姿で訪れる人々を魅了し続けています。
また、同じ敷地内には、かつて事務所として使用されていた「〈ムーセ旧居〉フランス人技師の宿舎」があります。現在、この建物では選鉱場が稼働していた頃の模型や写真を展示し、当時の雰囲気を感じることができます。
春になると、選鉱場の周囲には美しい桜が咲き誇り、大迫力の産業遺産と桜がコラボする素晴らしい光景が広がります。夜にはライトアップも行われるので、次は春にぜひ訪れてみたいです。