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地震大国日本で安心して住める家を作るために

こんにちは!中野です。先日1日中外で仕事をしていたのですが、暑すぎて辛い、、、みたいな感じがなく秋が近づいてきたなと思う気温で秋、冬が好きなので嬉しかったです(笑)

さて今日は、「耐震性」についてお話したいと思います。日本は世界的に見ても有数の地震大国であり、耐震性は家づくりにおいて重要なポイントの1つです。

 ・日本は小さな地震が多い  

 ・近い未来、大地震が起こると予測されている 

以前、大阪に住んでいた時、震度6の地震を体験したことがあります。食器が落ちてきたり外壁の1部が壊れたりマンションに住んでいたので揺れがすごく大きく感じました。東京にも住んでいたのですが、結構日常的に小さな地震がありました。25年生きてきて大なり小なり地震を体験してやっぱり日本は地震が多いんだなと感じました。

南海トラフ地震も発生するのでは?と予測されていますよね。地震は台風のように予報がなくいつ来るか分からない怖さがあるので安心して住むためにも絶対に考えておかないといけないものと言えますね。

そこで知っておきたいのが「耐震等級」です。

 耐震等級:住宅や建物の耐震性能を示す基準で、地震への強さを3つの等級に分けて評価します。数字が高いほど地震に対する強度が高いことを示します。

◇耐震等級1

  • 基本の耐震レベル。建築基準法の最低基準をクリア。
  • 震度6強〜7の大地震でも倒壊しない
  • ・新築の家ならほとんどがこの基準を満たしています。

耐震等級2

  • 等級1の1.25倍の強さ
  • 学校や病院などでよく使われるレベル。震度6強〜7の地震でも、損傷が少なく安全。
  • ・家を避難所代わりにしたい、より強い家を望むならこの等級がおすすめ。

耐震等級3

  • 等級1の1.5倍の強さ
  • 消防署や警察署に使われるレベル。震度7の大地震でもほぼ無傷で耐える。
  • ・一番安全な家を作りたいなら、この等級が最適です。
  • 阪神・淡路大震災では、耐震性を考えて作られた家は生き残ったと本で読んだことがあります。

はだしの家では、最高レベル耐震等級3を示し、設計されています。

「近々起こるであろう大地震を予知し、その時に住まいを強化する」のは不可能です。建て直し費用だけではなく、生活拠点を失っしまったダメージの方もかなり大きいと思います。なので、耐震性を重視した設計をすることが、100年住むための安心感につながるということを伝えて今日は終わりたいと思います!それではまた次回!