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Renovation

断熱 × 耐震 × パッシブ設計
変わる時代に、
変わらない安心を。

気候変動や自然災害への備えが求められる今、住まいも新しいスタンダードが必要だと思う。
リノベーションは、単なる「修繕」ではなく、
これからの暮らしを快適で安全にするための「再設計」。

外気の影響を抑え、季節を問わず快適な温度を保つ断熱性能。
大切な家族を守るための、強くしなやかな耐震性能。
そして、自然の力を活かし、心地よい室内環境をつくるパッシブ設計。

心地よさと健康的な暮らしを叶えるために、まず大切なのは室内環境の質。
わたしたちは、あなたの住まいをもっと住みやすく、
もっと安心できる場所へと進化させる。

現状理解

壊される家、活かしきれない価値

日本の戸建て住宅は、平均32年で解体されています。中古住宅の価値が正当に評価されず、解体前提の取引が一般的だからです。

しかし、木造住宅の実質平均寿命は約65年(早稲田大学調査)。
耐震・断熱性能を補強することで、住まいはもっと長く、安全に使い続けられます。

※実質平均寿命:建物の残存率が50%になるまでの期間

断熱性能の現実 — 快適さを逃す家

日本の住宅約5,400万戸のうち、現行の断熱基準を満たすのはわずか13%。過去5年間での改善率も5%未満です。

断熱不足の家は、暑さ・寒さに弱く、光熱費もかさみがち。断熱改修で、一年中快適かつ経済的な暮らしが実現できます。

出典:国土交通省調査(2022年度)

耐震性能の課題 — 見えないリスク

日本の木造住宅の90%以上が現行の耐震基準を満たしていません。特に、**2000年以前の建物の約70%**は耐震強度が不明確です。

耐震診断と補強で、倒壊リスクを大幅に軽減し、家族の安全を守ることが可能です。

出典:木耐協(2021年)・京都大学研究(2012年)

ヒートショックの危険性 — 命にかかわる温度差

ヒートショックによる死亡者数は年間約19,000人。これは交通事故死者数の約7倍です。

断熱不足は、ヒートショックやカビによる健康被害の原因に。断熱改修で、健康被害のリスクを大幅に軽減できます。

出典:警視庁統計(令和6年度)・関連調査データ
※ 部分断熱(1Fだけ断熱)

改善方法(環境にも人にも優しいリフォーム)

断熱改修

  1. ゾーン断熱による部分的な断熱改修(長時間過ごすリビングや寝室、寒暖差の大きい水回りや廊下の断熱を推奨)
  2. 高性能断熱材の導入
  3. 窓の高断熱化、配置の最適化
  4. 気密性向上による熱損失の削減

パッシブ設計の導入

  1. 日射取得量を考慮した窓の配置
  2. 通風 / 採光を活かした設計
  3. 自然エネルギーを活用した省エネ住宅づくり

耐震補強

  1. 耐震診断の実施
  2. 高性能断熱材の導入
  3. 窓の高断熱化、配置の最適化
  4. 気密性向上による熱損失の削減

Case

加入団体

性能向上リノベの会

性能向上リノベの会

断熱性能と耐震性能の向上を標準とする「性能向上リノベーション」の普及を目指す団体です。築古住宅でも高い快適性と安全性を実現するための技術や基準(PIR)を策定し、持続可能な住まいづくりを推進しています。私たちは、この理念に基づき、住まいの価値を最大限に引き出すリノベーションを行っています。

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日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)

木耐協は、全国約1,000社の工務店や設計事務所で構成される耐震補強の専門団体です。地震災害から人々の生命と財産を守ることを使命とし、耐震診断や補強工事、事業者向けの研修・講習会を通じて耐震社会の実現を目指しています。私たちは、木耐協の知見とネットワークを活かし、確かな耐震性能を備えた住まいをご提供しています。

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