こんにちは、はだしの家のシバちゃんです!
今日は、家づくりで意外と悩まれる「巾木(はばき)」についてお話しします。「巾木ってそもそも必要なの?」「なくてもいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、巾木にはしっかりとした役割があります!
1. 巾木の役割とは?
巾木は、壁と床の境目に取り付ける部材のこと。見た目は細長い板のような形をしていますが、単なる装飾ではなく、以下のような重要な役割があります。
1.1. 壁を保護する
- 掃除機や家具を動かしたときに、壁に傷がつかないように保護してくれます。
- 小さな衝撃や汚れから壁を守る役割があります。
1.2. 仕上がりをきれいに見せる
- 床と壁のつなぎ目には、微妙な隙間やズレが生じることがありますが、巾木を付けることでそれを隠し、仕上がりを美しく見せます。
1.3. 隙間を隠す
- 木材の床は、湿気や乾燥によって微妙に伸縮します。この動きに対応するための床の隙間を巾木でカバーしています。
2. 巾木がないとどうなる?
巾木を付けない選択肢もありますが、その場合のデメリットも理解しておきましょう。
2.1. 壁が傷つきやすくなる
- 掃除機やモップが直接壁に当たり、傷や汚れがつきやすくなります。
2.2. 見た目が不完全に感じることも
- 床と壁の隙間が見えると、全体の仕上がりがどこか物足りない印象になることがあります。
2.3. 壁材や床材にダメージ
- 床材の伸縮による隙間が目立ちやすくなり、壁や床材自体に負担がかかることも。
3. 巾木を選ぶポイント
巾木を取り入れるなら、素材やデザインにもこだわりましょう。
3.1. 素材を選ぶ
- 木製:自然素材で温かみのある仕上がり。
- 樹脂製:耐久性が高く、掃除しやすい。
- 金属製:スタイリッシュでモダンなデザインに。
3.2. 色やデザインを合わせる
- 壁と同じ色にして目立たないようにするか、床と統一感を出してアクセントにするかで選びます。
3.3. 高さを考える
- 一般的には5〜10cmの高さが多いですが、高さを変えることでインテリアの印象も変わります。
4. 巾木を付けない選択肢もある?
最近では、ミニマルなデザインが流行しているため、巾木を付けない設計も選ばれることがあります。
4.1. スッキリとした見た目
- 巾木をなくすことで、壁と床が一体化し、よりモダンでシンプルな空間に見えます。
4.2. 注意点
- 壁が汚れやすくなるため、壁材の耐久性を高める工夫が必要です。
- 床と壁の隙間が目立たないよう、施工の精度が求められます。
まとめ:巾木は必要?
巾木は、壁の保護や仕上がりの美しさを考えるうえで、とても大切な役割を果たしています。一方で、モダンなデザインを目指す場合は巾木をなくす選択肢もあります。
どちらを選ぶにしても、自分たちの暮らしや家のデザインに合わせて検討することが大切です!
「はだしの家」では、お客様の理想やライフスタイルに合わせた最適なご提案をしています。巾木の有無も含め、家づくりの細かな部分までお気軽にご相談くださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう~!バイバイ!